中2階 2018年入職 交流先:京丹後市立弥栄病院

日々学びを得たい

助産師として働き始めてから6年目。京大病院の産婦人科に3年間所属しています。京大病院では元々、分娩介助経験数は少なく、分娩介助の経験は1年間で8件しかありません。分娩介助は独り立ちしていますが、経験数が少ないこともあり、決して自信を持てる状態ではありません。どのように介入したら母児共に、安楽に安全に分娩ができるのかを考えて実施しているものの、常にもっと良い介入方法があるのではないかと悩み、常に不安がある状態です。最終的には院内助産を実施できるようになりたいですが、現在の技量では難しいのが現状です。しかし、少しでも日々学びを得たいと思いながら、他のスタッフの事例をカルテで確認し、自主的に振り返りをしています。

院内助産の現状を知り、自らの学びの目標を探す

京大病院では電話訪問や保健師への連絡も行っています。保健師からの情報提供や1か月健診の褥婦から話を聞く程度であり、退院後の生活が不明瞭になっている状態ですが、 キャリア支援について調べ、この地域では助産師訪問が行われていることを知りました。退院後の母児の状態・妊娠中の状況など、どのように把握し連携をとっているのか、連携方法や包括医療について、これから学んでいきたいと考えています。帰院後は、キャリア支援を通して学んだことを後輩助産師の指導や院内助産チームの補佐で活かし、妊娠中から地域との連携を深め、的確に外来フォローができるように活動したいと思います。