CCU/HCU 2002入職 集中ケア認定看護師

重症患者さんを1日でも早く元の生活に戻れるように支援

私は、現在は中病棟3階(CCU/HCU)で重症患者さんが1日でも早く元の生活に戻れるような支援を考え、実践しています。また、LVAD(植込み型補助人工心臓)外来で、LVADを装着し心移植を待つ患者さんのQOLについて多職種で支援しています。
看護師の仕事は、1人だけ頑張っても限界があるので、病棟全体で時には病院全体として患者さんに関わることが求められます。どのようにすれば、新人さんでもベテランでも同じようにケアができるかを考え、看護の質を向上させていきたいと思っています。

ブータンの病院でも重症患者さんのリハビリについて提案

当院は、2013年からブータン王国のジグミ・ドルジ・ワンチュク国立病院(JDW病院)に医療スタッフを派遣しており、私も2018年に3週間滞在し、医療支援を行いながら交流を図りました。看護師として日本を離れて活動するのは全く初めての経験でした。異文化の国でしたが、「幸せの国」と言われているだけあって、人々が愛情に溢れています。医療資源が十分でなくても、いろんな工夫でカバーされている部分もあり、とても勉強になりました。国内に留まらず、医療交流を通じて海外で活動できる機会があることも当院の大きな魅力です。