北病棟

 

小児科、小児外科、心臓血管外科(小児)、形成外科(小児)

こども医療センター

北病棟4階

概要

病床数30床(小児外科10床・形成外科(小児)5床・心臓血管外科(小児)2床) 共通13床)
             

特徴

 1)小児外科
先天性胆道閉鎖症や鎖肛などで外科的処置を必要とする小児を対象としています。生体肝移植の術前・術後の看護や、その他の周手術期看護を行っています。生体肝移植術を受ける患者に関しては、入院前から移植コーディネーターと情報共有しながら看護にあたっています。また、生体肝移植術後の定期肝生検や、鼠径ヘルニアなどのデイ・サージャリー術後の短期入院患者の看護も行っています。

3)形成外科
口唇口蓋裂や小耳症、多合指症、先天性色素性母斑などで外科的処置を必要とする小児を対象とし、それらの周術期の看護を行っています。

4)心臓血管外科
先天性心疾患で外科的処置を必要とする小児を対象とし、それらの術前およびICU帰棟後の術後看護を行っています。

 * 小児患者の治療環境においては、子どもと家族双方の治療に対する前向きな気持ちを引きだすことが重要であり、チャイルド・ライフ・スペシャリストや臨床心理士が、より専門的な知識をもって、子どもや家族の支援を行っています。

* 小児期は心身ともに成長・発達する時期であり、入院期間中であっても可能な限り遊びや学習を通じた子どもらしい生活を送ることが望まれます。家族はもとより、保育士・院内学級の教員・ボランティアと協力しながら、発育を促す関わりを心がけています。

 詳しくはここから

心臓血管外科、結核病床、RI病床

北病棟5階

概要

病床数30床(小児科29床・共通1床)
             

特徴

1)小児科

血液疾患(白血病、悪性リンパ腫など)、悪性固形腫瘍、先天性心疾患、神経疾患、内分泌・代謝疾患、免疫・アレルギー疾患など、あらゆる疾患をもった小児が治療対象です。血液・悪性固形腫瘍に対しては、化学療法・放射線療法や造血細胞移植を行っています。2017年1月からは造血細胞移植後フォローアップ外来を開設し、造血細胞移植後患者の長期的な支援も行っています。また、神経疾患や心疾患患者では、退院後の在宅管理が必要とされる場合も多く、小児科外来と連携を取りながら退院支援を行っています。  

* 小児患者の治療環境においては、子どもと家族双方の治療に対する前向きな気持ちを引きだすことが重要であり、チャイルド・ライフ・スペシャリストや臨床心理士が、より専門的な知識をもって、子どもや家族の支援を行っています。

* 小児期は心身ともに成長・発達する時期であり、入院期間中であっても可能な限り遊びや学習を通じた子どもらしい生活を送ることが望まれます。家族はもとより、保育士・院内学級の教員・ボランティアと協力しながら、発育を促す関わりを心がけています。

* 小児がん拠点病院として、小児がん患者(小児及びAYA世代の患者)とその家族が安心して適切な医療や支援を受けられるような環境の整備を目指しています。

 詳しくはここから

心臓血管外科、結核病床、RI病床
精神神経科、精神科外来、デイケア診療部

精神神経科・精神科外来・デイケア診療部

概要

病床数44床

特徴

1)病棟
当病棟は2022年11月に西病棟から北病棟に移転し、1階を精神科外来、2階を病棟、3階がデイケア診療部となりました。精神科デイケア診療部を所有しているため、通院・入院・入院治療後の社会復帰訓練のリハビリテーションまでを利用する事が出来ます。施設基準としては急性期治療病棟Ⅰとして運営しています。応急入院施設基準があり、拠点大学病院精神科として措置入院(鑑別・治療)を受け入れています。また「心神喪失の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察に関する法律(医療観察法)」に基づく鑑定入院医療機関でもあり、通院対象者を受け入れている。病棟は44床の混合病棟個別開放病棟で、保護室6床・観察室3床を有している。入院対象疾患は、統合失調症・非定型精神病・気分障害・摂食障害・人格障害・高次脳機能障害です。その他、修正電気痙攣治療(mECT)目的、クロザリル導入目的の患者や身体合併症患者を受け入れています。精神科における地域精神保健活動のニーズに応えるべく、他職種と連携したチーム医療を実践し大学病院の精神科や急性期病棟に求められる活動を行っています。

2)外来
外来は7診察室を稼働させ摂食障害、児童・思春期精神疾患を含め、1日約110名前後の患者が受診しています。また児童心理テストに適したプレイルームや診察室を保有しています。臓器移植に関連した精神面への治療の必要性から、精神科臓器移植術前アセスメント外来枠で対応しています。他科受診依頼も多くなり外来の診療時間も長期化しています。外来看護師は、患者の疾患への不安や苦痛、待ち時間への不満等に丁寧に対応しながら、スムーズな診療の介助に努めると共に、かかってくる電話(ほとんどが疾患に関連した相談)に、誠意を持って対応しています。感染対策として電話診療を早くから取り入れ、診療患者数の約30%が電話診療となっています。
リエゾン精神看護専門看護師が在職しており、リエゾンチームとして往診、カンファレンスに参加することで横断的に患者さんのフォローを可能としています。

 3)デイケア
医師、看護師、作業療法士、臨床心理士の他職種チームで形成しています。各々がプログラムを担当し心身機能の回復、対人交流の促進、現実検討力の向上や技能習得、生活の自立を目標に企画・実施し運営しています。

 

  詳細はこちらから

初期診療・救急科、呼吸器内科(結核)、放射線科(RI)

北病棟1階

概要

病床数床25床
初期診療・救急科15床 RI病床5床 結核病床5床

特長

1)初期診療・救急科
救急外来受診患者の緊急入院、治療を行なっています。肺炎、敗血症、意識消失、急性中毒、アナフィラキシーショック、頭部外傷、多発外傷、感染性胃腸炎など多岐にわたる疾患を対象にしています。認知機能低下や高齢、さらに複雑な社会背景を抱えているケースも多く、他職種と協働して地域との連携を進めています。
2022年1月、南病棟2階より北病棟1階に移動し、稼働を開始しました。
なお、病棟西側は、全体を陰陽圧切り替えが可能な仕様に改修されています。

 2)呼吸器内科(結核)
感染症法による感染拡大防止のため、陰圧装置のある隔離病室を5床有します。抗結核薬による治療を受けながら隔離病室で入院生活を送ります。結核の患者さんは6ヶ月以上の服薬加療と、退院後の長い服薬期間が必要となる。医療者はN95マスクを着用し、自己の感染防止に努めながら業務にあたります。看護師は日常生活援助と直接対面確認内服治療法(DOTS)を行い、保健師やソーシャルワーカーなどと連携して退院調整を行います。
患者・家族は隔離によるストレスや不安が強いため、きめ細やかな関わりが実践できるよう精神面へのケアも求められます。

3)放射線治療科(RI)
治療対象は甲状腺がんによる甲状腺全摘出後で、放射性ヨード(I-131)を含んだカプセル(I-131)を内服後、隔離した環境で過ごします。放射性ヨードの体内残存量を測定し基準値以下の量であることを確認して退院となる。隔離環境での治療となるため、看護師は患者や家族の不安な思いを理解し、安心して入院生活・退院後の生活を過ごせるように細やかな声かけや丁寧な説明・指導を行っている。
2022年3月より神経内分泌腫瘍に対するPRRT療法(ペプチド受容体放射性核種療法)が開始される予定です。

 詳しくはこちらから

救急外来

心臓血管外科、結核病床、RI病床