中病棟

ES-ICU

中病棟1階(救急・脳卒中集中治療室:ES-ICU)

概要

 病床数15床
脳神経外科 脳神経内科 初期診療・救急科

特徴

1)初期診療・救急科
 肺炎、尿路感染等の感染症、急性呼吸不全や急性心不全、意識障害、急性薬物中毒、アナフィラキシーショック、頭部外傷等の救急治療を行っています。

2)脳神経外科、脳神経内科
 脳血管障害(脳動脈瘤・脳動静脈奇形・もやもや病等)や脳腫瘍(神経膠腫・髄膜種・転移性脳腫瘍、下垂体線腫など)や脊髄腫瘍等の外科的治療の術後管理、脳血管内治療の術後管理、髄膜脳炎やてんかん重積等の内科的治療の管理を行っています。もやもや病の治療においては、小児患者が多く成人だけでなく小児患者の術後管理も行っています。

 ES-ICUは、ハイケアユニット入院管理料1を有し、看護師は常時患者4人に対し1人以上配置しています。重症度・緊急性が高く、知識と判断力はもとより、症状の発現や変化を見逃さない細やかな観察と実践能力が求められます。また、患者が一般病棟や回復期病院などを経て住み慣れた地域や自宅に戻るために他職種と協働に努め、地域連携の推進に努めています。
 現在、様々な基礎疾患を持ったCOVID-19軽症~中等症・重症患者を受け入れているため、感染対策の徹底に努めるとともに、初期診療・救急科、脳神経外科・脳神経内科以外の疾患に関する知識・看護ケアの習得にも努めています。
 看護の実践にあたっては、ユマニチュードやNICD(意識障害・寝たきり廃用性症候群患者の生活行動回復看護)の理論を取り入れています。24時間のケアの全てに、「その人らしさ」を考えた生活の再獲得のための援助を実践すること、生命だけでなく危機的心理状態にある患者やその家族が安心と優しさを感じられる適時性のある看護を目指しています。

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新生児集中治療部・新生児治療回復室

中病棟2階(NICU:新生児集中治療室 GCU:新生児回復室)

概要

NICU13床、GCU11床

特徴

 当NICU・GCUは2019年2月に産科分娩部とともに京都府より総合周産期母子医療センターの認可を受け同年4月から稼動を開始しました。また2020年12月にCOVID-19対応のためNICUを13床に増床し、京都府下では最大の病床数となりました。多職種連携のもと、地域の新生児医療の中核としての役割を遂行しています。

1)新生児集中治療部(NICU)
 低出生体重児(特に極・超低出生体重児)、新生児仮死・胎便吸引症候群などの周産期の異常に伴う病態、先天性十二指腸閉鎖・横隔膜ヘルニアなどの外科疾患や、ファロー四徴症・大動脈縮窄症等の先天性心疾患など、出生直後からの集中管理や手術を必要とする新生児を府外からも受け入れています。入院経路は院内出生と他院からの新生児搬送があるが、当院では基礎疾患や合併症のある妊産婦の母体搬送後に出生する院内出生児の割合が多く、出生前からの産科分娩部との連携は重要です。
 NICU看護は「生理学的適応を支える集中ケア」「神経行動学的発達を助けるケア」「両親・家族中心のケア」で構成されています。医療的ケアを必要とする新生児が胎外生活に適応し身体的にも心理・社会的にも健やかに成長していくためには、きめ細やかなケアが24時間継続して必要であり、また出生後早期から将来の成長発達のことも視野に入れておく必要があります。医師をはじめとした他職種と連携し、また新生児集中ケア認定看護師を活用して最新の知識・技術の獲得に努め、看護の質の向上を目指しています。  

2)新生児治療回復室(GCU)
 GCUはNICUでの急性期の治療を終えた児に対して、回復期の治療と退院準備のための支援を行う病棟です。NICUから継続する疾患の治療・ケアとともに子どもの成長発達段階に合わせた養育を行い、両親の親役割遂行とできるだけ早期の家庭生活への移行のために、育児指導や精神的支援を行っています。近年重症児や慢性疾患児の増加に伴ってNICUと合わせた入院期間が長期化する傾向にあります。そのため入院生活の質の向上や発達支援、家族関係の構築・発展へ向けた援助がより重要となっており、理学療法士・言語聴覚士・臨床心理士などとの多職種協働にて親子のケアにあたっています。また退院支援としては必要に応じて地域ネットワーク医療部のMSWとともに、地域の医療機関や保健福祉施設との連携を図っています。

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心臓血管外科、結核病床、RI病床
産科分娩部・母体胎児集中治療室

周産期母子医療センター

中病棟2階/MFICU(周産母子診療部・母体胎児集中治療室)

概要

産科分娩部19床 MFICU6床

特徴

1)周産母子診療部

正常分娩以外にも、糖尿病、自己免疫疾患など内科疾患合併妊娠や、切迫流早産、妊娠高血圧症候群、前置胎盤などの妊娠合併症、常位胎盤早期剥離、2000mlを超える弛緩出血などの産科救急疾患を年間105件受けいれています。
分娩数は年間408件、帝王切開率は51.7%であり、コロナ流行以前から比べると10%前後増加しています。総合周産期母子医療センターとして、搬送を受ける立場にあるため、ハイリスク妊産婦が多い中、可能な限り母児同室と早期母乳栄養開始を実践している。また、脳血管疾患合併妊娠に対する無痛分娩や、陣痛に対して不安の強い妊婦に和痛分娩を行っています。
出産準備として開催していた母親教室や母乳教室は集団指導の形をとれなくなったため動画・HPを作成し、妊娠中の過ごし方・分娩に対するイメージづくりを行っている。また個別の指導は継続し、産褥期も入院中だけでなく産後1ヵ月まで、育児や母乳栄養に関する相談が行える外来に来院することにより、妊娠分娩産褥期の不安解消に努めている。

2)MFICU

地域周産期母子医療センター内のMaternal-Fetal Care Unit(母体胎児集中治療室)として2016年6月に設立、周産母子診療部、新生児集中治療部と同じフロアに設置されました。2019年4月総合周産期母子医療センターの認可を受け、京都府下の周産期医療体制を支える体制を強化しました。重症妊娠高血圧症候群、切迫早産、子宮内胎児発育不全、多胎妊娠、前置胎盤など母体・胎児の両者について24時間体制の厳重な集中治療を要する疾患の診療に対応するための医療スタッフが常駐し、設備が整えられています。救急搬送された妊産褥婦の病態の急変や環境の変化による精神的ケアにも力を入れています。

 

3)助産師ケア外来

助産師による相談外来を設けており、不妊治療から妊娠、分娩、産後の育児の問題まで、多方面への支援を行っている。

 

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心臓血管外科、結核病床、RI病床
CCU/HCU

中病棟3階(心血管・肝胆膵高度治療室:CCU/HCU)

概要

病床数15床(HCU加算)
循環器内科6床 肝胆膵移植外科7床 心臓血管外科2床

特徴

1)循環器内科
虚血性心疾患や心不全、重症不整脈、大動脈疾患等、あらゆる循環器疾患を対象としています。中でもスワンガンツカテーテル留置の必要性がある患者や、CHDF、IABP、PCPS、人工呼吸器などのME機器管理を要する重症患者が入室します。また、重症大動脈弁狭窄症患者に対する経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)や、バルーン肺動脈形成術(BPA)、大動脈ステントグラフト術を受けた患者の術後管理を行っています。
 循環器内科は、心筋梗塞や狭心症等の虚血性心疾患の患者さんに対し、24時間カテーテル治療を行える体制を整えています。CCU直通の循環器内科ホットラインを設置して、救急搬入を受け入れています。
 重症不整脈の場合は、徹底したモニター管理を行い、急変時には迅速で的確な処置を必要とします。心不全には、厳重な輸液管理と薬物治療を行い、ネーザルハイフローやNPPV・IPPVなどの呼吸器を使用し、呼吸管理も合わせて行っています。

2)肝胆膵移植外科

HCUでは肝胆膵・移植外科の術後管理を行っています。

3)心臓血管外科

開心術後や、経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)・大動脈ステントグラフト術後の管理を行っています。

4)他科

ICU・ES-ICUが満床の場合は、診療科を問わず入室することがあります。

看護師は、循環器内科・肝胆膵移植外科、心臓血管外科の看護技術や知識を習得するだけでなく、脳外科・脳内科・救急科やその他の診療科の緊急入室に対応する必要があります。COVID-19への感染対策を徹底しながら、さまざまな疾患のケアを習得するために、研鑽を積んでいます。
ケアユニットへの入室後、患者は治療や環境の変化でせん妄が出現することも多い。それらの症状やストレスが軽減できるよう、きめ細やかな看護が実践できることを目標としています。また、入室時より退院療養に向けて、地域ネットワーク医療部や病棟スタッフ間で情報共有を行っています。

新卒で入職するスタッフの割合は年々増えてきています。経験が少なくてもPNSを推進することによりコミュニケーション力が向上し、重大なエラーが回避できると考え業務を遂行しています。 

 

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ICU

中病棟4階(集中治療部:ICU)

概要

病床数20床(特定集中治療加算)

特徴

 SERGICAL-ICUMEDICAL-ICUEMERGENCY-ICUとして機能しています。 セミクローズドICU(麻酔科管理、心臓血管外科・肝胆膵移植外科・呼吸器外科管理)

 <入室患者内訳>
・(生体及び脳死)肝移植及び肺移植術、心臓外科手術(新生児・小児・成人)、食道亜全摘術等の大手
 術後の患者、合併症などリスクの高い術後。
・呼吸不全、敗血症、多臓器不全などで病棟から入室する重症患者。
・多発外傷や重症熱傷、CPA蘇生後等の重症救急患者。

集中治療部(ICU)とは、“集中治療のために濃密な診療体制とモニタリング用機器、ならびに生命維持装置などの高度の診療機器を整備した診療単位”と定義されている(今井孝祐ら.日本集中治療医学会雑誌2009;16:503-504)。特定集中治療加算を有し、一般病棟では管理困難な重症度の高い患者さんの治療看護にあたっています。
 看護師は常時患者2名に対して1名以上配置され、重症度に対応できる人員となっています。年齢も新生児から高齢者までと幅広く、内科系・外科系すべての診療科に対応します。集中治療部で働く看護師には、重症度の高い患者さんをケアするための知識、観察力、アセスメント能力、判断力、高度な看護実践能力が必要です。また、集中治療部に入室する患者や家族の苦痛や精神的負担は計りしれず、看護師には鎮静により発語や動くことのできない患者さんの尊厳を守り、患者、家族への精神面へのケアも常に考えて行動する力が求められます。
 患者さんが生命の危機状態を安全に脱し、安定した状態で一般病棟に帰室出来ることを目標に、医師、臨床工学技士、リハビリテーション部、感染対策チーム、栄養サポートチームなど様々な職種・部門と密に連携を図り、高度な医療と看護を提供しています。

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心臓血管外科、循環器内科、小児科、麻酔科

中病棟5階

 

概要

病床数30床
(心臓血管外科21床・循環器内科7床・小児科1床・麻酔科1床)

特徴

1)心臓血管外科

大動脈疾患、虚血性心疾患、弁膜疾患、心筋症、末梢血管疾患など多岐にわたる疾患の手術を行っています。近年、低侵襲で行うことができる経皮的大動脈弁置換術(TAVI)や大動脈瘤に対する経皮血管内ステントグラフト内挿術(TEVAR・EVAR)が行われるようになり、手術適応が拡大しています。また、心臓移植待機のための埋め込み型左室補助人工心臓の手術やフォローアップ入院の対応を行っています。

看護師は、医師と相談しながら理学療法士とともに術後の効果的にリハビリに取り組めるよう連携を行っています。また、管理栄養士や薬剤師と協力し、退院後の日常生活指導を行っています。   

特に埋め込み型左室補助人工心臓の術後は患者さんが自宅で安全に生活できるよう、多職種連携のもと、指導や環境調整を行っています。また、高度な医療機器の取り扱いとなるため、患者が安全に入院生活を送ることができるよう、看護師は定期的に筆記試験や実技試験を行うことで補助人工心臓に対する技能維持を行っています。

4)小児科
 主に16歳以上の先天性心疾患の心臓カテーテル検査目的の患者さんを受け入れています。

5)麻酔科
 主にペインコントロールが必要な患者さんを受け入れています。

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心臓血管外科、結核病床、RI病床

  

肝胆膵・移植外科

中病棟6階(肝胆膵・移植外科・循環器内科)

概要

病床数45床
(肝胆膵・移植外科41床 循環器内科4床)

特徴

1)肝胆膵・移植外科

肝胆膵外科では、肝臓、胆道、膵臓の悪性腫瘍に対する外科的治療が主ですが、特に肝臓癌、胆管癌、及び膵臓癌に対する拡大手術、および集学的治療を精力的に行っています。侵襲やリスクの大きい手術が多く、また最近では腹腔鏡補助下手術が増加しており、殆どの手術がICUやHCUを経由して帰室してきます。手術以外では肝動脈塞栓療法、ラジオ波焼灼術、全身化学療法や肝動注療法などの補充療法を実施しており治療内容は多岐にわたっています。また、膵・十二指腸領域の内分泌腫瘍の診断と治療も行っています。
 移植外科では、成人の生体・脳死肝臓移植、難治性の糖尿病の治療としての膵島移植を行っており、昨年度には脳死小腸移植1例を行いました。
術後の全身管理やドレーン管理、栄養管理、早期離床という周術期看護が中心となりますが、そこには異常の早期発見、早期対応が求められます。即時に的確なアセスメントと判断ができるようになるには病態の把握と看護を結びつける知識と技術が必要となるため、指導教育の要としています。移植医療に関しては医学的、社会的にも長期にわたるサポートが必要であるだけでなく、患者自身が自己管理を継続することも重要となる。そのため術前からの関わりを重要視しており、早期からのリハビリや看護介入を行っています。また退院時には必要に応じて、継続した看護介入ができるよう外来看護師への情報提供を行っていいます。
肝胆膵外科は、術後再発を繰り返す症例や手術不適応となる症例、ターミナル期を迎える患者など入退院を繰り返す患者も少なくありません。身体的、精神的な苦痛・不安の軽減のため緩和ケアチームや臨床心理士と連携、調整を行っています。
地域への転院や療養・緩和病棟への移行の調整、退院時の福祉サービスの導入などには患者や家族の気持ちに寄り添いながらも、タイミングを逃すことがないよう、地域ネットワーク医療部と連携して早期からチームで介入を行い、安心して退院、転院していただけるよう支援に努めています。

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心臓血管外科、結核病床、RI病床
循環器内科

中病棟7階(循環器内科)

概要

病床数46床(循環器内科)

特徴

  心筋梗塞や狭心症に対するステント留置術、不整脈に対するアブレーションやペースメーカー埋め込み術、下肢閉塞性動脈疾患やシャント閉塞に対する経皮的血管拡張術、動脈瘤疾患に対するステントグラフト治療、心不全治療などを対象としています。また、重症大動脈弁狭窄症患者に対する経カテーテル大動脈弁置換術や肺高血圧症疾患患者への特殊な治療薬の取り扱い、バルーン肺動脈拡張術、心臓・肺移植待機中の患者など専門性の高い治療を行っています。
 循環器内科が対象とする疾患は、早急な治療を要する緊急入院が多く、的確なアセスメント能力と判断が求められます。そのため最新の知識習得や普段のトレーニングが不可欠であり、医師とともに定期的に研修を行っています。また、中病棟7階ではCCUの後方ベッドとしての役割があります。心筋梗塞や重症心不全などME機器管理が必要な患者はCCUで管理されるが、状態が安定すると当病棟で受け入れる事になります。逆に当病棟で急変や重症化した患者はCCUへ入室します。このように常にCCUとの間でベッドコントロールを行い、緊急に備え速やかに対応できるようにしています。さらに、緊急入院時や生命に直結するような状況においては、患者、家族の精神的な支援が不可欠となってくるため、看護師の役割が非常に重要です。


 心疾患は退院後の療養生活がその後の病状に影響するため、心臓リハビリテーションを含め生活習慣の変容を促す指導、患者自身が疾患と向き合っていく意欲が持てるような支援、ケアする家族への援助が重要となってきます。退院後の自己管理が不十分で入退院を繰り返す患者、高齢・独居・老々介護の患者の入院が増えてきており、認知症看護や退院支援の知識も必要となってきます。心臓・肺移植への適応患者への意思決定支援の役割も担っており、多職種との連携も重要な役割のひとつです。
重症心不全患者に対しては、医師とともに、アドバンス・ケア・プランニングの取り組みもおこなっており、外来部門や地域へ患者の思いを中心に適切に選択した治療を継続していけるよう情報共有をおこなっています。


 

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心臓血管外科、結核病床、RI病床
婦人科 循環器内科

中病棟8階(婦人科 循環器内科)

概要

病床数36床(婦人科32床 循環器内科2床)

特徴

 1)婦人科
 子宮や卵巣などの女性生殖器系の疾患に対して、手術療法をはじめ、化学療法や放射線療法(併用療法を含む)、免疫療法を行っています。また、対象患者に対する治験(第Ⅰ/Ⅱ相試験)も実施しています。
 外科的治療では、開腹手術に比べて低侵襲である腹腔鏡手術やロボット手術が主流となっており、手術件数は約50件/月。在院日数は7~10日です。がんの浸潤状況により、骨盤内臓器を摘出するなど、侵襲の大きい手術を行うこともあり、人工肛門造設(コロストミー、イレオストミー)や尿路変更(ウロストミー)後のストマケアやセルフケア指導も行っています。また、リンパ節郭清術後のリンパ浮腫に対しては、入院中の予防指導に続いて、リンパ浮腫外来と連携をとりながら継続的に支援しています。
 化学療法は、入退院を繰り返しながら長期間にわたって行うこともあり(手術後の補助化学療法で約半年間)、毎月70~80件前後の患者さんを受け入れています。多様なレジメンに対応すべく、病棟薬剤師と協働しながら、安全で質の高い化学療法看護を実践できるよう努めています。がん性疼痛をはじめ、疾患や治療によって出現する疼痛や倦怠感などの苦痛や精神症状についても、緩和ケアサポートチームとの連携を蜜にしながら症状緩和をおこなっています。

緩和ケアサポートチームとの連携を蜜にしながら症状緩和をおこなっています。また、病状や予後が厳しい患者さんについては、がん看護専門看護師(がんCNS)や病棟担当のMSW(地域ネットワーク医療部)とも連携し、患者・家族の希望やQOLを重視しながら、在宅療養に関する支援をはじめ、ホスピスや緩和ケア病棟との連携および転院調整を行っています。“よく生きる”“よく生ききる”をコンセプトに、入院患者だけでなく外来-入院継続看護および多職種協働でアドバンス・ケア・プランニング(ACP)に取り組み、婦人科がん患者に対する医療や看護の質向上に努めています。

2)循環器内科
 虚血性心疾患に対する治療を主に行っています。予定検査である冠動脈造影(CAG)や経皮的冠動脈形成術(PCI)、弁膜症などの検査入院、心不全の増悪患者の治療、CCU退室後で比較的病状が安定しており継続治療が必要な患者を受け入れています。できるだけ早期に病状をコントロールし、リハビリテーション部とも連携しながら早期退院および社会復帰を目指しています。

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心臓血管外科、結核病床、RI病床