外来診療棟

外来1・2階

外来1・2階

概要

1階: 整形外科、リウマチセンター、がん診療部(脳腫瘍ユニット・前立腺ユニット) 生物学的製剤点滴室

2階:糖尿病・内分泌・栄養内科、免疫・膠原病内科、血液内科、消化器内科、腎臓内科、高齢者ユニット、呼吸器内科、循環器内科、脳神経内科、脳神経外科、歯科口腔外科、術前外来

特徴

 外来2階全診療科と外来1階のがん診療部、生物学的製剤点滴室に関わる看護業務を担当しています。外来1・2階の1日平均受診患者数は1500~1800名で1日京大病院受診患者数の半数を超えます。
 2階では南処置室と北処置室を拠点に、エリア内診療科の診療・処置介助、点滴などの実施、検査・治療説明、患者指導など多岐にわたる業務を行っています。血液内科のある北処置室は、定期的な輸血、骨髄検査も多く、造血幹細胞移植後のフォローは病棟看護師と連携しています。また糖尿病看護認定看護師を中心として、フットケア・療養指導外来、糖尿病透析予防指導(医師・看護師・栄養士のチーム医療)を行っています。呼吸器内科、循環器内科のある南処置室は、心不全や呼吸不全で来院の患者対応を求められ、来院時や待機時のトリアージ、的確なアセスメント・行動がとれる知識や技術の取得を心掛けています。
 てんかん患者指導、在宅酸素患者療養指導、HIV患者療養指導、腹膜透析患者指導などの療養指導は、患者の日常生活の質の向上を目指し、看護の専門性を発揮しています。
 1階の生物学的製剤点滴室では、1ヶ月に240名前後の患者が生物学的製剤の点滴治療に来られています。診療科は消化器内科、血液内科、免疫膠原病内科、リウマチセンター、眼科、皮膚科などで、安全な治療を行うため各診療科と連携をおこなっています。
 また在院日数の短縮に伴い、在宅支援の必要な患者が増えています。処置室間の応援体制や病棟や地域ネットワーク医療部との連携を図り、より患者に沿った切れ目のない支援に取り組んでいます。

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外来3・4階 内視鏡部

外来3・4階 内視鏡部

概要

3階:眼科、産科婦人科、皮膚科
4階:消化管外科、肝胆膵・移植外科、心臓血管外科、呼吸器外科、乳腺外科、麻酔科、形成外科、小児外科、皮膚科、内視鏡部

特徴

1)外来3・4階
 外科系の診療科は9診療科あり、1日平均の外来患者数は3・4階合わせて1000~1200名程度です。主な看護業務は、診療や検査・処置の介助、検査・手術の説明、乳腺外科手術後患者のリハビリやリンパ浮腫指導、自宅療養に関わる生活支援やIC時の意志決定支援など、あらゆる面から在宅療養サポートを行っています。
 療養支援では、サポートが必要な患者さんを病棟や地域ネットワーク医療部とも連携し、スタッフ間で情報共有を図り個々のニーズに応じた支援に努めています。
 また皮膚科外来では、看護師による自己注射指導などの治療サポートや、病棟連携のもと、パンフレットの充実を図り患者指導にあたっています。
 専門外来であるLVAD(植込型補助心臓)外来では、心臓血管外科医、循環器内科医、ME(臨床工学技士)、集中ケア認定看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師、外来看護師等多職種チームで在宅療養サポートを行っています。
 リンパ浮腫外来では、がん看護専門看護師とリンパ浮腫療養指導士が、医療徒手リンパドレナージや弾性着衣の装着、セルフリンパマッサージの指導や日常生活指導、支援を行っています。消化管外科外来では、皮膚・排泄ケア認定看護師がストーマ外来において患者の社会復帰支援や合併症予防、スキントラブルのケアや指導を行っています。
 その他、肝胆膵移植外科と呼吸器外科では、移植コーディネーターと情報共有し臓器移植前後の療養指導、相談、支援を行っています。

2)内視鏡部
 内視鏡部では、入院・外来を問わず消化管、胆膵疾患および呼吸器疾患の内視鏡的診断と治療を行っています。消化器内視鏡の領域では、上部・下部消化管のスクリーニング検査に加え、早期消化管がん・消化管狭窄・炎症性腸疾患・膵炎・胆管結石・悪性胆膵腫瘍などに対する内視鏡的腫瘍切除術、バルーン拡張術、ドレナージ術、ステント留置術などの治療内視鏡を行っています。さらに、吐下血や急性腹症に対する緊急内視鏡検査は、年間を通して24時間体制で対応しています。
 気管支鏡部門では、呼吸器内科・外科スタッフにより、肺がん・慢性呼吸器疾患を中心に気管支鏡を用いた診断・治療を行っています。
 内視鏡検査は、侵襲が大きく、苦痛を伴う処置や緊急事例も多く、迅速かつ安全、安楽に手技が進むよう、関連部門のスタッフが協働して業務に取り組んでいます。

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