マングローブ型キャリアパス

現任教育

京都大学医学部附属病院では、看護専門職のキャリアパスをマングローブの生態系になぞらえて表現しています。キャリアパスとは、職員一人ひとりが仕事の経験を通して成長し、自らの夢や目標、適性にかなった進路を選択しながら職業人として歩む道筋のことです。
 看護部は個人のキャリア(生涯を通しての自己実現過程)を組織として支援しています。この主体はあくあで本人であり、組織をとしては個人の目標設定や課題達成のために必要な情報の提供や看護活動へのフィードバック、研修実施などの支援を行います。

<教育目的>

 病院の基本理念、患者の権利に関する宣言、看護部の理念を理解し、組織人・専門職業人としての責任を果たす能力を培う

マングローブ型キャリアパス

 

進化と環境保護のシンボル

最先端の医療を、安全・安心の環境のもとで人々に提供する。


陸と海の境界線に群生するマングローブ、海の水質浄化、津波被害の軽減、他の植物より二酸化炭素の吸収量が多く酸素を多く出す

自ら呼吸する多数の支柱根

幅広い領域で堅固な知識・技術を磨く。


塩水・淡水・土壌からの多種多様の栄養を吸収する。根に隠れ蓑に生き物がたくさん集まる。

樹上で発芽・成長する胎生種子

熟練した臨床のもとで基礎をしっかり学ぶ。


  種は成長して芽を出すまで育ち、落ちて土に刺さり増殖する。

京大病院看護部 マングローブ型キャリアパス

 マングローブ型キャリアパス概念図