静脈注射・輸液管理認定プログラム

安全・安心の静脈注射・輸液管理を行うために

 

『IVナース認定プログラム』は「看護師が行う静脈注射・輸液管理に関する基準」をもとに講義と演習で構成されています。
すべての研修を修了した後は筆記・実技の試験を受け、合格者にはレベルⅡの認定証が交付されます。
レベルⅡの資格取得者は静脈留置針による血管確保、CVポート取り扱いなどの静脈注射・輸液管理に関する標準的な業務を行うことができます。
IVナースのレベルはⅠからⅣに分けられており、レベルⅢは造影剤の投与やレベルⅡのインストラクターとしての技術指導、レベルⅣは抗がん剤投与のための抹消静脈確保及びCVポートの穿刺などの業務が可能となります。

取り組み

 

2002年(平成14年)9月30日付け厚生労働省医政局長通知により「看護師等が行う静脈注射は診療の補助行為の範疇として取り扱う」という行政解釈の変更がなされ、当院では2004年(平成16年)12月に看護師の輸液管理業務に関するガイドラインを完成させ、輸液管理指導者研修を開始しました。2007年(平成19年)11月には「看護師が行う静脈注射・輸液管理に関する基準」を新たに策定し、『IVナース認定試験制度』を開始しました。以降、基準の改定や輸液管理業務範囲の拡大に取組んでいます。