脳と心と生活の支援チーム(認知症・高齢者)

京都大学医学部附属病院で認知症・高齢者ケアの中心的役割を担う、老人看護専門看護師は、高齢者が入院・入所・利用する施設において,認知症などをはじめとする複雑な健康問題を持つ高齢者の生活の質(QOL)を向上させるために水準の高い看護を提供する、日本看護協会認定の看護師です。

認知症・高齢者ケアチーム

高度先進医療を提供する京都大学医学部附属病院での、私の老人看護専門看護師活動は、組織横断的に急性期医療におけるフレイル(虚弱)高齢患者さんや認知症高齢患者さんの実践と教育を中心に活動しています。看護スタッフ、多職種チームで連携、協働しながら治療前後の認知機能評価、意思決定支援や倫理調整を行うことで、高齢者患者さんを護り、適切で安心できる医療を提供しています。さまざま認知機能低下に対する先駆的な取り組みも多職種連携で始まろうとしています。